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Windy Fantastic Talk .5

 古き屋敷の並ぶ景観、屋台となっている敷地は玄関と言える門はなく、色の付いた細い旗に店の名前が書かれている。 幽斗自身もこの景色は見たことがないわけではない、が、これ程までに世界観にのめりこんでいる様子は、感動すら覚えるところがある。 それ故に、人々の視線が、怪訝そうな理由は予想が付く。 例の子、と言いながらこちらを見つめる老婆がいる。気になって近づこうと試みるが。「おい、お前」「え…」 大きな手...

東方印朱帖 ~ Windy Fantastic Talk 「参珀陸拾」

「……」「……え、えーっと……」 妖精の上げた驚きの声は、さぞ廊下の中を響いたであろう。 だが、周囲にはもちろん誰もいない、誰かが来る気配も無かった。「どうして……あなたが驚くのかしら……?」「い、いえ!ああの、その……」 口をもごもごとさせながら言う上に、聞き取るのが少し難しい程に小さい。 はたてはそれを聞き逃すことなく、聞きとめる。「あまり、こういうの、聞かれたことないので……」「でも驚くほどでもないんじゃ...

東方印朱帖 ~ Windy Fantastic Talk 「参珀伍拾玖」

「ふーん……」 はたては先の見えない本棚を物珍しげに睨みながら、前を行く幽斗たちの後に続く。 それにしてもさっきの妖精……。はたては考える様な素振りをみせると、口を開いた。「ねぇ、お嬢……様、かしら?」「?」 レミリアははたてへと目を向けると、静かに立ち止まった。 先頭を歩いていた幽斗は、そのまま先へと進んでゆく。 クスッと笑みを零したレミリアは、はたてへと口を開いた。「貴方と幽斗がここに来ることは分か...

地雷は一度踏めば、二度と同じ過ちを犯すことは無い兵器である。

地雷バトンを踏みましたので、追記にて書かせて頂きましたwせめてこれ位はね……ブログなので(汗小説はダメです。一向に進めようと体が動きません。熱が冷めると気持ち悪いな……orz前述した通り、追記に地雷が敷いてありますので!回収する羽目になりたくなければ戻るをお願い致しますw...

東方印朱帖 ~ Windy Fantastic Talk 「参珀伍拾捌」

 コッコッ。と歯切れの良い木材の音が、幽斗とはたての耳に入る。「何してんの?」「いや、ノックだろ、常識的に考えて」「ノック……?」「さすがは幻想郷……常識に囚われない世界だな」 そう話している間に、扉の向こうから少しずつ、人の様な気配を感じることができた。『どちら様ですか?』 まるで、緊張感も全て取り除くような、ちょっと高めの優しい声。 咲夜さんでは無いな、そう考えると、扉へと口を開く。「黒澤 幽斗で...

東方印朱帖 ~ Windy Fantastic Talk 「参珀伍拾漆」

 少しばかり肌寒さを感じる、霧の湖の岸部。「あやっ」 湖をじっと見つめていた文は、霧の湖の変化にいち早く気付いた。 ふわりと、風一つ吹いていないはずなのに、霧がどんどんと晴れて行くではないか。 文は腰に手を当てながら、へぇっと一言、零す様につぶやいた。「もう少し掛かると思ったんだけど、意外……ね。」 そう言うと、ひんやりとした鉄の格子に手を掛けると、ひょいっと紅魔館の庭へと侵入した。「まぁ、こんなも...

東方印朱帖 ~ Windy Fantastic Talk 「参珀伍拾陸」

「雹符「ヘイルストーム」!」「たぁッ!」「はたて!俺をチルノの方に投げてくれ!」「それじゃあ任せたわ……!」「ッ!!」「よぉッ!」 一斉に放たれた弾幕、はたては大きく体を回転させると、その勢いで幽斗を投げ飛ばすのだ。「っ!」 大妖精は急いでチルノのフォローに回ろうと弾幕を幽斗へと向けた。 しかし。「あ!」「大ちゃん、ジャマしちゃダメー!」 大妖精が良かれと思って向けた弾幕は、チルノの乱暴に放つ雹に破...

東方印朱帖 ~ Windy Fantastic Talk 「参珀伍拾伍」

「さぁ、あたいと”せーせーどーどー”っ!」 チルノがそこまで口に出した瞬間だ。 幽斗を持ったままのはたてが、凄まじい速さでチルノと大妖精の間を突っ切って行ったのだ。「あ、あれ!?」「チルノちゃん、あっち!」 二人が後ろを振り向くと、はたてと幽斗の姿が小さくなりつつあるのが見えた。「はたて!あの青いリボンを付けた方がこの湖の主だ!」「良いわ、これなら必死に追いかけて来るはずよ……!」 はたてがそう言って...

東方印朱帖 ~ Windy Fantastic Talk 「参珀伍拾肆」

 二人の姿が消えたのは霧の中。 紅魔館へと向かう湖の上を、幽斗とはたては飛翔していた。「さすがに冷えるわね……」「え?あ、そうだな。」「そう言うアンタは本当に平然な表情してるわねぇ」「そういう体になっちまったんだ、気にすんな。」「こういうときだけ、ちょっ羨ましいものね……」 余計な感覚を失っている幽斗に、寒いと言う感覚は無かった。 むしろ暑いということも無い。もう汗も掻くことすらも無くなっているのだ。...

東方印朱帖 ~ Windy Fantastic Talk 「参珀伍拾参」

「あ、うーん……」「何よ、しょっぱなから変な声出して。」 永遠亭を後にした幽斗とはたての二人。 迷いの竹林、上空を越えた土地、人里に繋がっている獣道のはるか上を翔ける。「いや、妖怪の山に寄っておいた方が良いかなぁって」「急ぎの用事?」「そうでもないかなぁ……」「まず妖怪の山に何用なのかしら?」「いや、にとりさんに、俺の武器に関しての話をしておかないと……」「ぁあ!あの鉄砲が無くなった件でしょ?」「ん?う...

Appendix

ーたんうかすせくあ


超どうでもいいヤツについて

sun

Author:sun
※ちなみに左が私です。
(絵:ちり紙さん 様)

性別:太陽
属性:情報専門学生
相棒:G'zOne t-X
好物:午後の紅茶MT
流行:艦隊これくしょん

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