Entries

スポンサーサイト

幻想風話 ~ Windy Fantastic Talk 「新 - 弐」

 まるでまだ開けてないスケッチブックの様に空は白い。絵でも描けそうな白さだ。 ボーッとそんなことを考えている幽斗の右頬に雪球がぶつけられる。「いって、なにすんだコノヤロー」「はっはっは、余所見は首刈りヘビを招くぜ」「こんな積雪に出るかよ」 あれから降った雪の勢いが強くなり半日、ほどなくして暗くなる森だが、地面は至って白い。「つめてぇし寒いし、最悪だな」「この状況には覚えがあるがな」「レティか…」 ...

幻想風話 ~ Windy Fantastic Talk 「新 - 壱」

「……」 体に朝日が差しているのに、体をなぞる寒さが目立つ冬の候。 まどろんだ瞳に映る情景に暖色の気配は無い。「―――ゆうとー!」「?」 ふと窓の外から声が聞こえてくる。寒さを堪え布団から身を出し、窓から顔を出す。「あ、やっと出た」 そこにいたのは妹の姿、なんだかとても懐かしく感じる。「ご飯は昨夜の残りだから、暖めて食べてね」「ああ…おう」 昨日はなにを食べたっけ? そんなことを考えてる内に、妹の姿は小...

東方賢錬花 【2】

 ほのかに聞こえてくる音、それは何かが、ゴウッと燃えてるような音だった。「―――ハッ…!」 体が暖かい、土臭さは変わらないが、先ほどとは変わって体が暖かいのだ。寝伏せていた場所にはワラも敷かれ、体は痛くなかった。 いや、切った唇が痛む。「…夢じゃなかったんだ…」 考えるべきことは山ほどある、だが、まずはここに運んでくれたことに感謝しなければならない。そう考えていた矢先、別の土で固められた穴から見覚えのあ...

東方賢錬花 【1】

 風が冷たい。少し、口が渇いてる気がする。自らの体の違和感にふと、目を覚ます。 まず目に入ったのは緑色の細長い…これは草か。そして土臭い、自分は地べたに顔を当てていたのか。「ぐ…ぎぎ…ッ」 地面にうつ伏せる自分の腹の下で何かが聞こえてきた。その何かがモゾモゾと動いた後に、自分はハッと我に帰った。「―――ここは…」「ちょ…とぉ!!」「うぅお!?」 突然地面が音を立てて盛り上がると、自分の体をいとも簡単に宙へ...

Appendix

ーたんうかすせくあ


超どうでもいいヤツについて

sun

Author:sun
※ちなみに左が私です。
(絵:ちり紙さん 様)

性別:太陽
属性:情報専門学生
相棒:G'zOne t-X
好物:午後の紅茶MT
流行:艦隊これくしょん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。